最終更新日:2020.7.6 悩み

老犬が水を飲まない?知っておかないとヤバい水分補給法と1日に必要な水分量

老犬がお水を飲まなくなると、いろいろ心配事が増えますよね。

そこで、今回は老犬が水を欲しがらない理由水分不足チェックおすすめの与え方など、紹介していきます。

蘭編集長
もうすぐ夏になるので、脱水症状とか気を付けないといけないよね。
木村勝秋
そうだよね。お水は人間もだけど、ワンちゃんにとっても健康に必要不可欠なものだからね。
蘭編集長
そういうこと!それじゃー知っておかないといけないことや注意点など教えてください。
木村勝秋
了解。それじゃー最初に水を欲しがらない理由から説明するね。



愛犬が水を欲しがらない理由

愛犬がお水を欲しがらない理由は複数ありますが、主な原因について紹介したします。

代謝の低下による喉の渇きの減少

老化に伴い代謝が低下し、喉の渇き鈍く鈍感になることがあります。

そのため対策としては、日ごとに与える水の量を管理して、減ってないなと感じたら、口元に水皿を持って行ったり、決まった時間に与えたり、お水だよっと話しかけることで解消されることがあります。

ウェットフードや水分が高いフードで水分補給している

ウェットタイプのフードや水分が高いフードを与えている場合は、水分が足りているため水を飲まないワンちゃんもいます。

木村勝秋
人間でいう、ラーメンの汁まで飲みほした状態と同じで、おなかの中に水はもう入らないという状態ですので、無理に与えないようにしましょう。

水分が足りているかのチェックは、首元の皮膚を軽く持ち上げて放したとき、すぐに皮膚が元に戻るようなら水分は足りている状態で、戻らないようなら水分不足の可能性がありますので、水分補給を行いましょう。

老犬のわがままで多い容器が違う・合わない

老犬になるとわがままや頑固になるワンちゃんが多く、その一つとして容器がいつもと違うや飲みにくいから嫌だなど、駄々をこねることがあります。

対処法として、私は愛犬がよくいる場所の数か所にいろんな水皿をおいて、どの皿が一番飲んでもらえるかをチェックして、次からは一番飲んだお皿で与えています。

木村勝秋
ただ、すぐ機嫌が変わってしまうこともありますので、忍耐力が必要です(汗)

気温や気候変化で水分摂取しないことも

老犬以外のすべてのワンちゃんであり得ることですが、気温や季節でも水分摂取をしなくなることがあります。

例えば、寒い時期だと体温が上がりにくく、代謝も上がらないので、あまり水を飲まない傾向があり、夏場だと夏バテや熱中症が起こりやすく体内の水分不足して体調不良から飲まないワンちゃんもいます。

他にも室内犬の場合は、今の時期から暑さ対策としてクーラーを常時つけている飼い主さんもいると思いますが、涼しく快適でお水の摂取量が減ることもあります。

対処法は、最も簡単な方法として、週に数回ウェットタイプのフードに変えたり、ドライフードに若干スープや煮汁を混ぜてあげることで食べ物で水分補給する方法です。

木村勝秋
ウェットタイプをメインにしてしまうと、ドライフードを食べなくなる恐れがありますので、与えすぎには注意を。

その他

老犬になってくると、歯周病口内炎などの口内の炎症で水分補給しないワンちゃんや、飲む体勢が辛くて補給することが苦痛になり飲まないワンちゃんなどいます。

ただお水を飲まないという事は、健康を害することですので、工夫をしても水分補給をしない場合は、病院や獣医師に相談することをお勧めいたします

蘭編集長
ライが遊びに来た時に、水飲み場が増えているのは、そういう事だったんだ~
たまに、嶺がそこらじゅうの水をちょっとずつ飲んでいたけどね。
木村勝秋
あのやろ~(笑)
多頭飼いの場合は、このような片方が二人分飲んでいる可能性もありますのでご注意を。

水分が不足すると脱水症状に

水分不足になると、人間同様に脱水症状を引き起こしてしまいます。引き起こすと命の危険にも繋がる可能性がありますのでご注意ください。

また、愛犬が脱水症状を起こしたときは、焦って水を無理やり与えるのではなく、適切な応急処置をしたうえで、動物病院で受診することをお勧めします。

脱水症状による病状をチェック

愛犬が脱水症状かなと思ったらチェックして見て欲しい項目をまとめてみました。

チェックポイント

・いつもと違いぐったりしてご飯を食べない・同じフードを与えているのに下痢や嘔吐をしている・皮膚の弾力チェックでなかなか戻らない・歯茎が乾きべったりしている・尿の色がいつもと違い濃い・普通にしてても震えや痙攣している・血尿や血便してしまった

上記の内容が、一つでも見られた場合は、脱水症状の可能性があるため、応急処置をして病院や獣医師に相談することをお勧めいたします。

脱水症状は室内飼いでも起こる

脱水症状になりやすいのは、外で飼われているワンちゃんだけではありません。室内飼いのワンちゃんでもエアコンがついていない締め切った部屋や冷房は入っているけど全く当たらない、直射日光が当たる場所にゲージを設置している場合などは、脱水症状になりやすいです。

他にも、脱水症状は夏場のイメージですが、冬になると気温が下がりワンちゃんが水分を摂取しようとしません。そのため暖房器具の近くで睡眠をしポカポカと気持ちよく、気がついたら熱中症になり脱水症状まで起こしてしまう可能性もありますのでご注意ください。

脱水症状を起こした時の自宅で出来る応急処置

脱水症状はワンちゃんにとっても命の危険にかかわりますので、すぐ動物病院での診察をしてもらうのが1番ですが、病院までが遠いや夜中に診察してもらえる場所がないなど、緊急を要することがありますよね。

そんな時は、お水を飲ませるのではなくミネラル電解質含んでいる飲み物を少しずつ与えてください

木村勝秋
おすすめは、1リットルの水に砂糖大さじ1杯と食塩をひとつまみ入れ溶かした、オリジナルミネラル水です。与え方も皿に入れるのではなくスプーンなのでゆっくり飲ませてあげてください。

また、水分補給したからといってあくまで応急処置ですので、安心はせずに獣医師に相談や動物病院にて診察を行ってください

愛犬が水を吐く原因と対処法

老犬の水に関する悩みは、飲まない以外にも飲んだものを吐くことがあり、状況によってはなるべく早く受診しなければならいことがあります。

老犬がお水を吐く原因として次のようなことが考えられます。

車酔い

人間同様に車に酔いやすいワンちゃんがおり、お水を飲んでもすぐに吐いてしまうことがあります。

ただ、車から降りると元気を取り戻すワンちゃんも多いので、吐いたからといって焦らず、ストレスや水飲み嫌いにならないように、可能であれば車を停めて外の空気を吸わせてあげましょう

急性胃腸炎

胃腸の粘膜に炎症が起こることで、お水や胃の中のものを繰り返し吐いたり、下痢をしてしまうことがあります。

ただ、脱水を心配して水やミネラル水を与えるとさらに吐いてしまうこともありますので、ご注意ください。

巨大食道症

食道が拡張し、運動が止まってしまう病気で、食べたものや水を吐いてしまいます。急性胃腸炎に似ていますが、この病気の場合は緊急を要しますので、辛そうや明らかにぐったりしている場合は病院へ連れていってあげてください。

勢いよく水分摂取した

今からの季節や散歩後に気を付けないといけない行為です。喉が渇いて水を飲むことは決して悪いことではありませんが、勢いよく飲みすぎてしまいますと嘔吐することがあります。

大抵吐いた後はケロッとしているワンちゃんが多いですが、胃捻転になる可能性もあるため、特に散歩後運動後のワンちゃんへの水やりはいっぺんに与えるのではなく、ゆっくり複数回にして与えるようにしてください。

胃捻転

胃捻転は胃の中のガスが発酵し、胃がねじれる病気で発見が遅れると死に至る緊急疾患です。
特に胸の深い中型犬大型犬がなりやすい病気にと言われておりますが、運動前後の水のがぶ飲みでもなる可能性があります。

胃捻転の初期状態

・元気がなくなる
・不安げで落ち着きをなくす
・異常なよだれを垂らす
・背中を丸めた姿勢
・苦しそうな呼吸

上記の症状が見られたら、すぐ病院の連れてってください。

胃捻転予防方法

胃捻転予防はお水に関していうと、がぶ飲みをさせないという事が一番の予防方法になります。

ただ、食事の早食い食事直後の運動でも起きることがありますのでご注意ください

蘭編集長
あと、食後の寝返りにも注意してね。
木村勝秋
そうだね。特に老犬は胃腸の働きもおなかの筋肉も低下しているので胃捻転になりやすい傾向だからね。

1日に必要な水の摂取量は?

いろいろ伝えてきました、実際ワンちゃんは1日にどれくらいの水が必要なのかと思いませんか?

調べ方は体重を元に計算をしますので個人差はありますが、必要摂取量の計算方法は、

体重(kg)×0.75×132(ml)=1日に必要な水分量

となります。

ちなみに、蘭編集長(ポメラニアン)だと3.2kgですので

3.2×0.75×132=316ml

1日の必要水分量316mlということになります。

ただ、食事にも水分が含まれておりますので、最低でも体重1kg当たり40~60ml必要と言われております。

蘭編集長
僕の場合、最低でも約160mlの水分補給は必要なんだね。
木村勝秋
そうだよ~ちなみに嶺は、すぐおしっこを何回もするから、もっと摂らないといけないね。
嶺タン
さっきから、僕のこと二人して文句言ってない?
木村勝秋
あなたが、なかなか水飲まないし、飲むときはがぶ飲みするから気を付けないとねって蘭と言ってただけだよ。
嶺タン
てへ、ごめんなさい(汗)

おすすめのお水の与え方

これからの季節は脱水などの症状にならないように、お水を与えなくてはいけませんが、なかなか飲んでくれないワンちゃんのために、おすすめの水分補給を紹介いたします。

犬用のミルクで与えてみる

市販に売ってある犬用ミルクを与えると水を飲みたがらないワンちゃんでも飲んでくれると評判です。

ただ、おなかを壊しやすいワンちゃんには、ヤギのミルクをおすすめします。

ヤギのミルクは、母犬の母乳の成分にそっくりなので、下痢になりにくく栄養価も高いのでお勧めです。

水分量が多いフルーツを与えてみる

ビタミンも補給でき。水分も摂ることができるフルーツもおすすめです。

ただし、ワンちゃんには与えてはいけない果物や過剰摂取が原因で病気になる果物がありますのでご注意ください。

与えてはダメな果物

与えてはいけない果物で有名なのは、ブドウやレーズンです。

はっきりした原因はわかっていませんが、数時間で下痢や嘔吐だけでなく、急性腎不全を起こす可能性もあり、最悪の場合死に至る危険があるので、絶対に与えないようにしましょう。

手作りのゼリーやウォーターボールを与える

おやつ間隔でも与えられて、水分も補給できるゼリーやウォーターボールはおススメです。

ただし、人間用ではなく、犬用のものを与えてください。

犬用と人間用とは成分が違う

ゼリーは効果的と言いましたが、あくまで犬用の話ですので、人間用はあまり与えないようにしてください。

犬用と比べ、人間用は成分が高く犬にとっては過剰な糖分が含まれていることがあり、肥満の原因にもなります。

また、下痢や嘔吐などの症状や元気がないなどの症状が見られた場合は、すぐに病院へ診察にいき「いつ・何を・どれくらい食べた」かを伝えるようにしてください。

ささみの煮汁を少量入れて与える

ささみの煮汁は栄養価が高くゴクゴク飲んでくれるので、病院でもおすすめしている獣医師も多いです。

ただ、量を間違えると過剰摂取になりかねませんので、まずは通常与えている水に、煮汁を小さじくらいのスプーン1杯入れ、がぶ飲みする恐れもありますので少量ずつ与えてください。

おすすめの水分補給で気を付けること

ミルクやフルーツ・煮汁など水分を補給を促すためですので、毎回与えるのは控えましょう。

もしかすると、味付きではないと、水を飲んでくれなくなる可能性もありますのでご注意ください。

まとめ

今回は、老犬の水について説明させていただきましたが、人間と同じようにワンちゃんも水分が必要ですので気を付けましょう。

ワンちゃんの脱水症状は普段の生活環境を整えておけば、防げる場合が多いので新鮮な水を毎回与えて、飲まない場合は味をつけたお水を与えるなど工夫を行い、脱水症状や熱中症になりやすいこれからの季節を乗り越えましょう。



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